はじめに

オーバーフロッシャーのエリアでのギア構成です。
数ある武器の中でも特に独特の性能を持つ武器なので、使ってみたいと思っている方は参考にしていただければと思います。

オーバーフロッシャーについて

インクの泡を飛ばして戦うスロッシャータイプの武器です。
泡は一振りで4個出て、1個のダメージは30です。
アーマーを1発で剥がせて便利。
唯一、一振りで倒せる可能性があるスロッシャーですね。
この泡は、地面で3回バウンドすると消滅します。
壁での反射はバウンド回数に含みません。
消滅するまではダメージ自体は変わりませんが、バウンドする度に当たり判定や塗り性能などが小さくなります。
弾が壁で反射する仕様を活かして、障害物の裏に隠れている敵も倒すことが可能です。
角度をつけた攻撃で一方的に泡をお見舞いできたらいいですね。
地味に塗り射程が非常に長いという特徴を持ちます。
1個目の泡がだいたいスプラスコープと同じくらいです。
それ以降の泡はスプラチャージャーくらい。
塗りによる圧をかけられる範囲がとても広いということです。
弾速自体はとても遅いため、狙って遠くの敵を倒すのはなかなか難しいです。
泡はブレがないため、圧をかけたい場所に確実にかけられます。
どの位置にどういう意図で泡を流すのか意識してみるといいかもしれません。
また、泡の対物性能が非常に高く、スフィアなどが割りやすいです。
対物攻撃力アップをつけていなくても割とすぐスフィアが割れてしまいます。

この武器の強みとしては圧倒的弾幕を張れることです。
シールド越しにから大量の泡が飛んできたら敵からしたら厄介です。
インク効率がそこまで悪い武器でもないため、ひっきりなしに泡を飛ばして相手の行動を縛りましょう。
1個30ダメージの泡は味方のカバーをするのにもちょうどいいダメージです。
相手の位置がわかっている状態ではこちら側が有利なことが多いです。
抑えが非常に強い武器ではありますが、相手の潜伏に弱く、打開の際は繊細な動きが必要です。
現環境で潜伏キルを狙ってくる武器としてシャープマーカーネオや.52ガロンベッチューなどが多いです。
シールドを置く前に持ち前のキル速で倒されることもしばしば。
クリアリングはしっかり行いましょう。
スペシャル必要ポイントは180pと、塗り性能と比較してもそこまで重いポイントではないです。
敵の打開に合わせて吐いたり、逆に味方の打開に合わせて吐いたりと用途をしっかり考えて使えば無駄にはならないでしょう。

ギアについて

インク効率アップ(メイン) 1.3
イカダッシュ速度アップ　1.1
相手インク影響軽減　0.2
スーパージャンプ時間短縮　0.2
爆風ダメージ軽減・改　0.1
サーマルインク

ギア解説

• インク効率アップ(メイン)
  弾幕を張れる時間を長くするために採用しました。
  シールドを置いた後は泡を撃てる時間がやや短いと感じ、1.3積みでインク切れが起きにくい感じです。

• イカダッシュ速度アップ
  直線塗りが得意な武器ということもあり、塗った部分を活かしやすいこちらのギアを採用しました。
  対面時も4発当てれば倒せるので、短射程武器相手は落ち着いて距離を取りましょう。
  試し打ちラインの3〜4本分の間合いを維持すると、泡が消えにくい間合いなので良いです。

• 相手インク影響軽減
  擬似確対策です。
  シールドは、開く前に若干のタイムラグがあり、そこを突かれて展開前に倒されるということがあると思います。
  擬似確が発動しているとその現象が起こる確率も跳ね上がるため、採用に至りました。
  シャープマーカーネオを許してはいけない。
  .52ガロンベッチューもね。

• スーパージャンプ時間短縮
  緊急回避用です。
  シールドと合わせたらかなり成功しやすいかと思います。
  高い塗り性能と泡のせいでヘイトがめちゃくちゃ溜まりやすいので、背後には常に気をつけて試合に臨みましょう。

• 爆風ダメージ軽減・改
  様々な爆風ダメージを軽減して、デスを抑えるように採用しました。
  風呂にとっての天敵はやはりジェットパックですね。
  空中に逃げられると狙って撃ち落とすのがかなり難しくなってきます。
  また、対物性能が高くバブルランチャーに強そうな雰囲気を醸し出しておいて意外と割り負けるのでそちらも考慮しました。

• サーマルインク
  オーバーフロッシャーでよく採用されるギアです。
  メインの攻撃を当てると壁越しでも相手の位置がわかるようになるギアです。
  センサーと違って、相手視点では位置がバレていることに気づきにくいというメリットがあります。
  逆にセンサーと違って自分以外には位置が伝わらないというデメリットがあります。
  泡を1発当てさえすれば、壁越しでも見えるため、壁越しの攻撃が得意なこの武器にとってはカモです。
  なかなか見ないギアなので対策の仕方もあまり研究が進んでません。
  壁越しに攻撃を決めまくって相手のヘイトを買いましょう。

まとめ

イカがでしたか。
甲子園でも「お風呂○ね」という迷言が残ってしまったこちらの武器ですが、サーマルインク+圧倒的弾幕で相手の行動を縛り、塗り固められることはかなり魅力的に感じます。
泡の仕様が難しいですが、使いこなすことができれば塗りもキルもどっちもいける武器です。
前に積極的に出る武器というよりは、定点防衛が得意な武器なので、防衛に関しては確実にこなせるようにしましょう。
ぜひ使ってみてください。